【ハイパーリンクチャレンジ2015】今年、印象に残った記事 もかまっちゃ #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け
野火さん( id:nononakahinonaka / @nononakahinonak )の記事で「テレ娘。」をとりあげていただきました。
nononakahinonaka.hatenablog.com
【ハイパーリンクチャレンジ2015】というバトン企画が立ち上がってるそうで、なんと「今年、いちばん胸が熱くなった記事」として、わたしが春に書いたこちらの記事をあげてくださっています。
スマートな女子ブログを書いてらっしゃる方に共感いただけて、とても光栄です。記事を読ませていただくと、すごくご理解いただいていて嬉しい表現も沢山あって、ハロプロファンもそうでない方も是非ご一読いただきたいです!
ブログバトンなんて、10年前の石川梨華卒業企画以来だわぁと思って趣旨を見ると、単なるバトン企画ではないようで。Webライターや編集の方のイベントなんですね。
……こんな辺境の素人ブログが参加していいの??(笑)
企画趣旨
こちらの記事にガイドされています。
以下、抜粋。
【開催趣旨】 「SEOでは計れない、価値がある。」 現状ではウェブメディアに対するアワードがない。しかし、作り手は日々葛藤しながら多くのコンテンツを作り出している。それらが時代の流れに乗って刹那的に消費されるだけではなく、その年ごとの記録を残すことで、資料的価値を持たせる(映画の「日本アカデミー賞」、ユーキャンの「流行語大賞」、書店員が決める「本屋大賞」をあわせもったイメージ)。 アワード形式にすることで、担当編集者・ライターを表彰することも目標のひとつ。 【概要】
【評議会】 本年は(言い出しっぺの)下記4名により評議会を開催。有効得票数による部門別アワード(※予定)と、印象に残ったコメントをピックアップして(何らかの形で)報告する。 ・藤村能光
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記事への投票だけど、ネットコンテンツの世界で活躍する人たちにスポットを当てる意味合いもあるようですね。で、もう一つのポストも読んだところ、オープン参加の投票もアリなんだそうで。
であれば、「この人の書く文章がもっと広まって欲しい」と一言申し上げることで趣旨に沿うことは出来そうです。では、せっかくなのでハロプロ専用アカウントの目線で、注目してもらいたい記事・筆者を挙げさせていただきます。
※以下、長くなりますが、この記事自体が読み物となっております。よろしければお付き合いください。
今年、面白かった記事
他媒体から1本、自分が関わったものを1本とのことですが、当ブログ以外の執筆はしていませんので、外部から2本選びます。 ※ホントは4本選びたい(後述)
1.ハロプロファンが「はてな」育てた 〜 近藤淳也会長講演
はてな村のハロプロファンとして、この記事は挙げておきたいです。
これは、ライフハック系サイト「nanapi」のけんすうさん *1 をゲストに迎えて、はてな代表の近藤淳也さんが行った講演について書かれた記事です。
記事冒頭でけんすうさんのお名前を見かけて、以前話題になった「ネットで見れる企画書!創業時の「nanapiのナマ企画書」を公開します。 | Find Job! Startup」のパワポ資料で、「はてなブックマーク」の拡散に触れられていたのを思い出しました。雨後の筍のごとくキュレーションサービスが現れても、やっぱり根幹を担うソースとして「はてブ」の口コミは価値があるよねぇと思いました(当ブログも、たまに「はてブ」で勢いが出ると翌日Gunosyからアクセスが来ます)。
「はてな」がハロプロファン文化を育てた
はてなの黎明期、VIP板の台頭まで「2ちゃんねる」の最大勢力だったモーヲタは今も大勢の住民が生息していますが、名無しさん以外にも自前のテキストサイト、ブログサービス、mixi、Twitter等々、様々なウェブツールで情報交換してきました。当時ブログで知り合った者がメッセンジャーで連絡をとり、今はTwitterでつながってLINE交換して、常にコミュニティで様々な交流のチャネルが存在しています。
そういったネット経由の情報交換の変遷の中で、奇しくもモーニング娘。の黄金期と重なるように登場した「はてなアンテナ」は数多くのファンに活用されました。
「はてなを育てた」と表現されていますが、実際は「はてなにとてもお世話になりました」ですね。登録したサイトが最終更新順に並ぶ仕組みなので、ざっくり言うと、はてなアンテナは今のTwitterのようなもので、十年以上前に登場した便利ツールに、ネット強者のモーヲタが飛びついたのは必然でした。*2
まもなく立ち上がった「娘。アンテナ」に、ハロプロ情報ポータル、J-POP通の自宅サーバーのページ、メンバーの人間関係を語るブログなど、様々なサイトが網羅されると瞬く間に注目を集めます。国民的アイドルの話題なので、ファンもそうでない人も様々な視点で語り、それらに刺激を受けて自分専用の巡回用アンテナを設ける者やライブレポや意見発信のために「はてなダイアリー」を始める者が次々に現れ、そこで熱心なブログ主が見つかれば新たに「娘。アンテナ」に追加されていく。そうして既存のファンと新規ファンとが相互リンクの関係を築き、パブリックな環境で形成されるコミュニティは次第に膨らんでいきました。
そういった連鎖を生んだこの場所は、モーヲタ界隈で「娘。アンテナに登録されたら一人前のテキサイ主」と言われるほど、ファンの情報交換のターミナル駅の役割を担っていたんですよね。
- 【参考】今も残る「娘。アンテナ」:はてなアンテナ - 娘。アンテナF
やがて、人気メンバーの卒業や度重なるスキャンダルなどでファン離れが起きると、登録されたサイトも次々に閉鎖や更新停止となり、また上述の通り当時流行ったmixiに引っ越すものも現れ、ホームがあっても電車のやってこないターミナル駅は段々と遺跡化していくのでした。
パブリックな「はてな」とハロプロファン文化との親和性
さて、この記事で、ネットの世界が「封建時代」になったと触れられています。全てブラウザをインターフェイスにしていた時代からスマホアプリ化した結果、コミュニケーションのリージョンがアプリ単位に分断されたと語る近藤さんの言葉には、ネットの可能性が狭められたという憂いを感じます。
講演の中では「ネットのデモクラシーがスマホとアプリで封建時代になった」なんて表現も使われていたが、実際そんな感じもする。 そんな中「インターネットの可能性に魅了された人たちの夢はどちらかというとパブリックなサービスだったんじゃないか」と近藤会長は振り返る。
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それを踏まえると、パブリックなWebサービスで情報交換された頃がモーニング娘。黄金期で、衰退を嘆く会話はmixiでの内輪のやりとりが多く、また再びコミュ登録不要のTwitterでやりとりを始めるとテレビの歌番組にも復活してきて……大きな流れで見ると、ハロプロの推移はSNSと密接な関係にあるように見えるんですよね。*3
インターネットで情報の発信と受信の効率を高めるため、はてなはさまざまなサービスを開発してきた。サービスが媒介する情報をめぐって発信者と受信者がコミュニケーションをしたことで、やがてコミュニティができあがった。 ふりかえれば、ハロプロファンとはてなアンテナの関係性も、まさに近藤会長が言った「インターネットの可能性に魅了された人たちの夢」に近いものがある。コミュニティとは、IT起業家たちがめざした理想のことなのかもしれない。
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ブログ界の先駆者だけど変わり者でマイペースなはてな、グループアイドルの先駆けだけどコラボ下手でアイドルフェスの参加も少なく単独ライブに重きを置くハロプロ、この記事を読んで、「はてな」とのつながりは「娘。アンテナ」だけではないように感じられたのです。
ちなみに、今でもオフ会で隣り合った方に自己紹介した時に、「香音ちゃんの記事読みました」とか「テレビで娘。の寝起きどっきりを見てファンになったんですよ」なんていう会話のきっかけになったりして、パブリックなサービスに集まる者が老若男女問わずつながる文化は今も変わりません。
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確かに、はてな在住のハロプロファンは減ってしまったんですけどね。mixiにこもったままの人、Twitterに完全移行した人、公式ブログに合わせてAmebaに移る人などなど。でも、今でも新たに「はてなブログ」を開設するファンを見つけることもあって、とても嬉しいです。
そんな中、もう一本の推薦は、現在その「はてなブログ」でハロプロだけでなく女性アイドルやSMAPについても書いている、ハロプロブロガーのトップランナーである小娘さん( id:drifter_2181 / @drifter_2181 )が Spotlight に寄稿している記事です。
2.「もうダメかもしれない」それでも諦めなかったアイドル・浜浦彩乃の4年間
実は今のハロプロは、10年選手の卒業や活動休止があったり、相次ぐ新グループ結成や新加入など、大きく様変わりしています。何より、十数年タクトを振ってきたつんく♂プロデューサーの勇退により曲調も徐々に変わり始めていて、総じて大きな過渡期なのです。
それに伴い、素人同然でいきなりデビューする子よりも、一旦研修生を経験する子のほうが多くになりました。デビューが決まった時点で「応援していただいたみなさんにご恩返ししたい」というコメントも聞かれるようになって、表向きは新人の中高生なんですけど、地方議員が実績を重ねて国会進出するような意気込みなんですよね。見る側にとっても、そこに至る紆余曲折が大きな見どころの一つになっています。
この記事で紹介されている浜浦彩乃は、正にファンが注目する典型的な苦労人研修生の一人でした。
なぜこの記事が印象的かと言えば、知らない人に分かりやすく紹介する文章が貴重だからです。
ファンや知ってる人の目線で書くと、ついキャラを説明する情報が増えたり、内輪寄りや専門用語多めになりがちなんですが、全く知らない人が受け取れるよう、童話のような読み物としてまとめられているのですよね。
昨今、娯楽の多様化で隣の人の興味が分かりづらい状況だと言われています。コミュニティを形成し情報交換が盛んになる一方、村の外と興味を共有する機会が減りました。その様子は、Twitterで複数アカウントを持って見比べてみると非常に顕著です。
流行語大賞を獲った「トリプルスリー」ですが(これが大賞であることの賛否両論はさておき)山田も柳田もすごい選手なのに知らない人が多いですよね。文化の種類や規模を問わず、宝塚トップも、夏フェス常連のバンドも、侍ジャパンやサッカー代表の不動のレギュラーでさえも、国民的に知られる人は非常に稀になりました。情報量と手段が増え、何かに興味を持つと数時間でライトオタ化できてしまうため、実はもの凄いスターが数多く現れているのだけど、凄さを共有できず凄い人の数も多く、結果、世間からは「スター不在」に見えてしまうという皮肉な事態となっています。
そんなコミュニティ同士が縁遠くなった昨今、Gunosy等で回ってきた記事がこういったタッチであれば、例えば歌舞伎や落語のお弟子さん、宝塚の研究生、ジャニーズJr、サッカーのJユースを連想する他分野のファンも、あるいは子育てするママなんかも、比べてみたり親近感を感じたりと何らか共有できる部分があると思うんです。
そうして共有すると何が生まれるか。もちろんメジャーの場で売れることも大切なんですが、同時に、こういった記事がコミュニティに流動性を生むと思うんですよね。つまり、新規ファンの流入です。アイドルの「老舗」と呼ばれるハロプロですが、その実、古いものを守るより、メンバーもファンも新陳代謝が長続きの鍵であったりします。
かくいうわたしも、『めちゃイケ』の感想を探してブログ巡りをするうち、非常に秀逸な「岡女」のサイトに辿り着いたことでモーニング娘。ファンになりました。ぜひ、知らない人にこそ、この記事を読んでみてスッと入ってくるか試してもらいたいです。
以下は参考までに。
哲学者の東浩紀は最近『弱いつながり』(幻冬舎、2014)という「啓蒙書」を書いた。「ひとが所属するコミュニティのなかの人間関係をより深め、固定し、そこから逃げ出せなくするメディアがネットです」と記し、「自分を変えるために、環境を変える旅」に出ることを勧めている。
危険!なぜネットがあなたの好みを決めるのか? サイバーリテラシー・プリンシプル(9)インターネットは新たなタコツボ化を促す:PRESIDENT Online - プレジデント |
一昨年、『紅蓮の弓矢』を紅白で初めて知った中高年は「知らない人の歌」として通り過ぎたと思うんだけど、ニコ生も知らずカラオケ人気No.1が『千本桜』と言われても「ちょっと分からないねぇ」というおじいちゃんおばあちゃんが、もし紅白で、知ってるつもりだった小林幸子のラスボス姿や『千本桜』を聴いたら……タコツボを超えて共有する瞬間は新しいシナプスが生まれて刺激的です。
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もし、3本以上挙げられるようであれば、あと2つほど紹介したい記事があるので、次点として挙げます。
(次点)3.【櫻井孝昌のポップカルチャー見聞録~世界が愛する日本を追いかけて~】第35回 ℃-ute inメキシコ(前編)~熱狂のライブ、文化外交シンポジウム。日墨の絆が深まったなかでのたくさんの想い | asianbeat
最近「クール・ジャパン」という単語を耳にする機会が減ったように思います。わたし個人的には、専ら商売の話ばかりで文化交流についてないがしろであるように感じられて残念でした。盛り上がっていた当時、経産大臣だった枝野さんがニコニコ超会議の討論会で息巻いているのを、同席したチームラボの猪子さんが呆れ顔で見ていたのが印象的です。
そんな中で、日本のポップカルチャーを海外に伝えるべく草の根的に広報活動をしていた第一人者が、ご紹介する記事の筆者である櫻井昌孝さんです。残念ながら、つい先日、志半ばにして事故でお亡くなりになりました。
ご自身の足で見聞きした事柄を紹介していたコラムから、℃-uteのメキシコ公演のレポート記事を挙げたいと思います。
http://asianbeat.com/ja/popculture/035.html
以前メキシコのアニメイベントを訪ねた際に℃-uteに来て欲しいという現地ファンの声を聞いていた櫻井さんの、数年かけてついに℃-uteがメキシコ公演を果たしたことについての感激の様子が記されています。そして、現地でコンサートを行ったレポートだけでなく、ミル・マスカラスとのセッションや在メキシコ日本大使館を訪ねての対談など、彼がサポートした国際文化交流に関わる活動についても触れられています。
- 【参考】駐メキシコ特命全権大使・山田彰さんのFacebook記事:Akira Yamada - 9月20日、℃-uteのメンバー5人とスタッフの皆さんが公邸に来てくれました。... | Facebook
わたしが櫻井さんを初めて見たのは、ゼロ年代の終わり、テレビでアイドルといえばアキバカフェとAKBの話題ばかりだった頃、日本のポップカルチャーを取り上げるドキュメンタリー番組に出演し、海外で自身が目の当たりにしたハロプロの盛り上がりについてレポートしていて、非常に印象的でした。以降、上坂すみれやアーバンギャルド、LinQ、また、アニメやアニソンについても積極的に広報されていますが、特徴的だったのは、必ず現地に足を運び、自分の目で見て、生の声を聴き、またご自身の声を現地の方に伝えてきたこと、そして何よりフットワーク軽さでした。
この記事が単独で凄いというより、活動の一つ一つが数珠つなぎになっていて段々と目指すところへと近づいていく、そんな一連のフィールドワークを追うことができる連載全体が非常に印象深いものになっています。
(次点)4.モーニング娘。新時代のエース“鞘師里保”の生き様――― 17歳で卒業を決断したアイドル人生「突き抜けたいです」
編集者の立場から、今最も熱く真剣にハロプロについて語るのは Billboard JAPAN.com 編集長の平賀哲雄さん( @Tetsuo_Hiraga )です。
上で触れたように過渡期のハロプロの「事件」の一つが、モーニング娘。のエース・鞘師里保の卒業です。安倍なつみや後藤真希の後、看板を守った高橋愛がいて、高橋から受け継いだ鞘師もファンの厚い信頼を得ています。
この記事は、そんな鞘師が卒業するという事の重大さについて、文中にリンクした数々のインタビューを振り返りながら、熱く語られたものです。
卒業発表は10月29日の夜10時にブログに掲載されました。するとまもなく平賀さんは「すまんが、受け入れられません!」とツイートでショックを露わにし、さらに延々と思い出を語り、その勢いのまま翌日この記事をアップします。
- 【参考】平賀さんの当日のツイート:from:Tetsuo_Hiraga until:2015-11-01 since:2015-10-29 - Twitter検索
かねてより、味付けの濃いエンタメである格闘技とアイドルは親和性が高いと言われます。格闘系の連載で選手の強さや対峙した時の恐ろしさを熱く語る、ちょっとクレイジーな名物記者を見かけますが、平賀さんも同様に、「Billboard JAPAN」の前身の「hotexpress」の時代から数多くのJ-POP歌手やR&B歌姫の良さについて、やはりある意味クレイジーな、まるでソムリエのテイスティングコメントのように多彩な表現で伝えてきた編集者です。
もちろん音楽ニュースサイトの編集長ですので、エモーショナル一辺倒ではなく、むしろ楽曲の特徴や歌唱表現やダンスの技術について的確な解説もなされます。どのように優れているかが分かりやすく、そこがファンのハートをつかむのです。
では、その記事自体が客観的に良いかどうか問われれたら……。ポップスは「大衆娯楽」であるし、ましてアイドルを語ると「ジャンク」だと受け取られがちです。味付けの濃いこだわりの大衆料理店に三ツ星を与えられるのが難しいのと同様、味付けの濃い評論は必ず好き嫌いが分かれるので、記事の良し悪しや表彰の対象というのは難しいのかもしれません。けれど、こだわりの大衆店に行列が出来るように、鋭いインタビューや楽曲解説には人を吸い寄せる魅力があると思うんですよね(その点で最近のミシュランに関西のたこ焼き屋や巣鴨のラーメン屋がエントリーされるのは興味深いです)。
星のつかないお店ほど薦めたくなるのが人情というもの。そもそもモーニング娘。は「モーニングセット」から想起されたのに、コース料理のように手間隙かける変わり者の文化です。こういったカウンターカルチャーに注目することは、Webコンテンツにスポットを求めるハイパーリンクチャレンジの精神に意外と近いのではないでしょうか。
その他
[特集]アクターズスクール広島 その秘密に迫る!
サイトデザインにも優れた LoGirl は、アイドルのインタビュー記事が充実しています。ここで挙げるのは、アイドルを目指す子どもが通う芸能スクールの特集記事。通常のサイトであれば注目のメジャーアイドルを取り上げるところ、数々のメジャーアイドルを輩出した名門に潜入する独自の視点が秀逸でした。これ、何年か経って振り返ることになる気がします。
時は来た!ついに”あの子”がセンターの「モーニング娘。'15」、新曲MV解禁!
小娘さんの spotlight 記事をもう一つ。「エース」鞘師とともに、今も様々な個性が共存するモーニング娘。のメンバーの一人に、彼女の同期でバラエティ出演の際に「ぽっちゃりキャラ」として目立つ鈴木香音がいます。おそらく、テレビで見た人が面白い子だなあと何気なく検索した時に、ここにたどり着けば興味の幅が拡がるのではないかと思います。結局リバウンドしてしまいましたが、それはご愛嬌。
※鈴木香音に関しては、わたしの昨年の更新も合わせてご一読いただければ幸いです。
仏教的視点から「青春小僧が泣いている」の歌詞の意味を解読する
古き良きモーヲタテキサイに見られたようなサブカルの香り漂う解説記事。当ブログの野火さんに推薦いただいた記事でもリンクしています。つんく♂Pの歌詞に込められた宗教的世界観は、ややもすればオカルト的ともとれるほどの奥深さがあります。
記事4本について語った上、その他の記事もあげて、すっかり長くなってしまいました。ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。
選者の皆様には無駄な負担をおかけすることになったかもしれませんが、プロの方の個人ブログとは異なり、記事を選ぶこのエントリー自体も一つのブログ記事として成立させたい思いで、考えたことを余さず書かせていただきました。ご容赦ください。
さて、バトンですが、企画の趣旨を考えて、事前にご相談させていただいた以下のお三方にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
●「小娘のつれづれ」の 小娘さん( id:drifter_2181 / @drifter_2181 )
●「エンタメアライブ」の 宮元望太郎さん( @alivemnet )
●「ペペロンチーヌのちょっと甘~い生活」の ペペロンチーヌさん( id:peperon227 / @peperon227 )
note.mu ※ご本人の希望により、note のリンクです。
あとがき
図らずもハロプロの過渡期の今、10年以上前の娘。テキサイ全盛期を振り返ることになりましたが、ブログからTwitterに移ったことに伴い、読み物を読まなくなったなあとあらためて実感しました。
もちろん、例えば、発起人の鳥井さんがあげられている「市長って本当にシムシティが上手いの? 千葉市長とガチンコ勝負してみた | オモコロ」は、とても興味深く読みましたし、「ほぼ日刊イトイ新聞」なんかも宝庫ですし、「炎上の歴史とともに10周年、あの「ウェブ魚拓」創業者に会ってきた | HRナビ by リクルート」とか、「デザイナーはなぜMS Pゴシックを使わないのか? - エディトリアルデザイナーに聞いてみた | マイナビニュース」「とにかく"デカい肉"を買え! 元肉屋が教える「肉のハナマサ」徹底攻略法 - みんなのごはん」みたいな身近な話題とか、はてブのホットエントリーで話題になる記事ぐらいは拾い読みしてるんですけど、よくよく思い出すと、ここ最近リンクを開くのは意見や論考でなくニュース記事やインタビューの割合が圧倒的に多いんですよね。
そりゃあ、自分の文章も成長しないよなあと反省しきり……。
辺境の「はてな砂漠」(←って言葉はまだ健在なのかしら)でだらだらと自己満足を続ける格好悪いブログではありますが、こうしてお声掛けいただいたのをきっかけに、もう少しこぎれいにして、幅広くご覧いただける場所にできればと省みる良い機会となりました。