『時空を超え 宇宙を超え』 モーニング娘。'14に授けられた合唱曲
3月15日、モーニング娘。'14として初めてのツアー 「モーニング娘。’14コンサートツアー春 ~エヴォリューション~」が始まり、その中で56枚目のシングル『時代を超え 宇宙を超え』が初披露されました。
昔から新曲披露の時は基本的に「これは売れる!」「見つかってしまう」みたいな文言が並んできたような記憶がありますが、実際に万人が見て素晴らしさが伝わることはなかなか難しいです。
しかし、在宅の勝手な直感ながら、今回の絶賛はいつもよりワンランク上を期待させるものでした。それは例えば、『One・Two・Three』の初披露のガールズアワードの動画に触れた時のような、新境地への驚きと感動の声。 ( 新生 モーニング娘。 新曲「One・two・Three」を初披露 Girls Award 2012 S/S )
それを、的確に解説したのが id:chiffon_cafe さんのツイートでした。
新曲はピアノのメロディが美しく、今までのEDMとは一線を画してる。ホーン音を取り入れた軍団とそういう意味では似ているかもしれない。つんく療養の件があったあとでのこの歌詞は、鳥肌すら立つものがある。あまりにピアノが綺麗なのでインストで聞きたいなと思った。
— chiffoncafe (@chiffoncafexx) 2014, 3月 15
これが初日の楽曲感想として唯一つんく♂Pにリツイートされ、がぜん気になります。
そうすると 程なくして音源がYouTubeに上がってきました。これも実に珍しいこと。かくして多くのファンの間で噂の的となったのでした。
『時空を超え 宇宙を超え』レビュー
上に載せたツイートの通り、明らかに上品な雰囲気をキープした仕上がりでなるほどと思わされ、ひとまず第一感のツイート。
『時空を超え 宇宙を超え』は、杜甫の「春望」を引用しているのだね。ピアノとバイオリンで高音の少女歌唱だなんて、いかにも荘厳。銀河英雄伝説みたいな長編SFアニメのタイトルバックに合わせて聴いてみたい。
— もかまっちゃ (@_mochamacha_) 2014, 3月 15
引用から考えられるこの楽曲の背景
まず、何よりハッとさせられたのは、序盤の 「恋に破れて 山河あり」 の一節。この部分がツイートで言った、唐の時代の中国の詩人・杜甫からの引用に該当します。(参考: 春望 杜甫 漢詩の朗読 )
単につんく♂Pお得意の言葉遊びかもしれませんが、後に続く歌詞を見ていると何かしらつながりが有りそうで、想像を膨らませずには居られませんでした。
参考リンクの先を読んでもらうと分かりますが、中国国内でクーデター(「安史の乱」)が起こり、皇帝が逃げ出し、捕虜として捕われの身となった杜甫は、自然以外すべて荒れ果てた長安の町の姿に嘆きます。戦争の愚かさを批判するような元気も無くて、ただただ悲しい思いを吐露する嘆きの歌なんです。
ちょっと心配になってしまいました。
一方で、このトキソラは「逃げ出す」「寂しくて眠れない」「悔しくて泣いた」といった、戦いの果ての致し方ない思いが綴られ、それを妖精のような娘。たちが癒やすようなイメージが頭に浮かびます。そして、このサビ。
時空を超え 宇宙を超え 結ばれる頃には
この地球は キレイになるから
時間も場所も変えることで、ようやく安住の地に辿り着くイメージ。また2番でも、会いたい人に会えず、何をしようか「決められない」。やはり、捕虜として幽閉された杜甫の心境と重なる部分は少なからず有って、戦いによる心身の痛みに嘆いているツラさが伝わってきてしまうのです。
それが何を表すか。
思ったことをツイートしてみました。
『時空を超え 宇宙を超え』の歌詞の引用元の「国破れて山河あり」は、戦いに敗れても自然は変わらないことを説く一節。異次元で娘。たちが『聖母たちのララバイ』のように傷ついた人を癒やす歌になってる。でもつんく♂Pが唐代の戦乱まで踏まえてたら『ふるさと』や『地元に帰ろう』に近いんだよね。
— もかまっちゃ (@_mochamacha_) 2014, 3月 16
というのも、杜甫の嘆きは歴史上の出来事を詠っているので、当然、続きがあります。
安史の乱により疲弊した唐は、中央アジアのみならず西域も保持することが難しくなり、国境は次第に縮小して世界帝国たる力を失っていった。
(略)
…… 唐朝の支配地域は主に首都・長安から比較的近い関東地域一帯にまで縮小し、藩鎮からの税収も多くが滞っていった。
河南地方の藩師となった朱全忠は、唐の朝廷を本拠の開封に移して、唐の権威を借りて勢力を拡大した。907年(天祐4年)、朱全忠は哀帝より禅譲を受けて後梁を開き、唐は滅亡する。
国は疲弊して威力を失い、別勢力に譲る形で滅びてしまうんですよね。。
歌の中に漂う何か大きな力に対する無力感、もっと言えば、どうしようもない虚無感。これはちょっと今の好調なモーニング娘。'14には似つかわしくない感じ。だからそうではなくて、誰かツラい思いをしている主人公のを遠くから見遣っているのが娘。たちであるようです。
そう考えると、この「主人公」は他ならぬつんく♂Pなのかと思わされました。前作『笑顔の君は太陽さ』で愛しい娘。たちを思い入れたっぷりに語っていたのと同様、弱気になって自然に戻りたいという自身の思いが込められていそうな気がしたのです。
そんなことを考えていたら、上のツイートが何故かつんく♂プロデューサーにリツイートされてしまいます。もしこれが当たっているとすれば、ちょっと寂しいことが起こりうるかもしれません。
感覚的に受け取れるメッセージ
実際同じようなことを感じた人はTLに沢山いるんですよね。
ダンスで攻め攻めなライブの終盤、祭りの終わりのようなこの曲に何か含みを持たせたくなるような魅力があって、何故かわからないけど泣いてしまったというツイートを見かけました。
こういった切ない声も聞かれます。
時空を超え宇宙を超え、いいな。。しかし、状況が状況だけに、つんくの遺言みたいに聞こえてしまう、、
— かなしみのパトリック (@Patrik_Sakamoto) 2014, 3月 17
感性の人であるつんく♂Pが告知される前に自分の病気を察知して、弱気な気持ちになって、もしかしたら勇退を考えていたのではないか。そう考えるのも自然です。
そんな気持ちをズバリあらわす動画も現れます。
これが言いたかったんだよ。。「つんく♂Pが弱気になってるかも」という個人的な解釈がまさかご本人にRTされて凄く不安になった。「それ、オモロイな」で済ませて欲しい。 /時空を超え宇宙を超え@モーニング娘。'14 - YouTube https://t.co/9HF01CyL8B
— もかまっちゃ (@_mochamacha_) 2014, 3月 18
「(モーニング娘。は)もう一人の僕ですよ」
「僕じゃない僕がモーニング娘。をやる時が来るのかもしれない」
つんく♂Pがモーニング娘。への思いを語っているのは、一昨年にスペースシャワーTV Plusで放送された3時間のドキュメンタリー特番の最後の部分。あの時は、ずーっと先の有り得ない話だと思っていたのですが、もしかしたら「その時」が目と鼻の先まで来ているかもしれないと思うと、とてもそこはかとなく心の奥に穴が空いたような気持ちになります。
とはいえ、わたしのツイートがリツイートされた理由は、「正解!」ではなく、「それ、おもろいな」ということだったらいいなあって思っています。別の時間の別の場所にたどり着いた時に、今までの忸怩たる思いを爆発させる、回帰した末に大爆発を生んだ『LOVEマシーン』を再現する前触れでもあるかもしれないわけです。
勝手な解釈が合ってるのかどうか。。 つんく♂Pが何故RTしてくれたのか分からないけど、唐代の安禄山の乱で「国破れて」以降、国は衰退して散り散りになっていくのだよ。だから背水の陣だった『ふるさと』を想起して切なかったのだけど、回帰ではなく『LOVEマシーン』夜明け前であって欲しい。
— もかまっちゃ (@_mochamacha_) 2014, 3月 16
元気になって、ライナーノートに載せられた時、その思い入れが判ります。それまで想像をふくらませながら、楽しみに待ちたいと思います。
【追記】
MVとライナーノートをはっておきますね。
公式MV
ライナーノート
授けられてきた合唱曲
道重体制の開始とともに非常にエッジの利いたEDM楽曲が今のモーニング娘。像を形作ってきましたが、コンサートにはやはり感動的な全員歌唱の合唱曲が欠かせません。
これまでにも、節目の重要な場面で名曲が披露されてきました。
『I WISH』
2000年発売の10th.シングル曲です。モーニング娘。に欠かせない歌ですが、世間的には、人気絶頂の中にあってインパクトの少ない楽曲とも言えます。
しかしながら、叶わぬ願いにそうであって欲しいと望み「人生って素晴らしい」と信じて突き進む、正に若く青くさいモーニング娘。を体現した歌であり、ネット上でも「wish」という仮定法で用いられる英単語の解釈が語られました( I WISH )。また、その訴えは成人したファンには自分の甘酸っぱい思い出と重ね合わせる効果も抜群で、みんなに愛される楽曲となったのです。
そして、この曲が威力は発揮するのは初代リーダーの卒業の時。
2001 “ライブレボリューション春” (アンコール2曲目)
今では考えられないことですが義務教育のメンバーも関係なく、昼も夜もスケジュール帳がモザイク画のようにびっしりと埋まり、しかも常に日本中の人々に見られる場所で過ごしてきた10人。
バラバラな個性がこの楽曲でひとつにまとまり、全力で走り続けたスター軍団を率いた「闘将」中澤裕子の勇退もこの楽曲で見送り、そして残った面々はこの楽曲に支えられて更に走り続けます。
ちなみに、当時の若手である 辻・加護・吉澤 が、後の自身の卒業ソロでこの楽曲を選びました。それだけ少女たちの等身大の自分をなぞらえた歌。オールドファンが、『The Best ~Updated モーニング娘。~』にこの楽曲が入ったこと以上に、コンサートで若い9人が歌ってくれたことを喜んだのはそんな背景がありました。
『なんにも言わずに I LOVE YOU』
娘。初期の熱いアルバム 4th『いきまっしょい』 のラストで心地よいクールダウンをさせてくれる曲。初めて聴いた時に夕陽が沈むロマンチックな場面を思い浮かべたのですが、アルバム発売後の『ハロマゲドン』を契機にモーニング娘。自体の勢いが沈んで行ってしまうのですよね。
個人的にこの楽曲の印象は、むしろその数年後に焼き付けられることになります。
2006春 ~レインボーセブン~(アンコール前ラスト)
SSAのステージ上のスクリーンがまるで窓のように、そしてその窓の向こうから夕陽ではなく朝陽が差し込んでくるような真っ白な光。
紺野・小川の卒業が決まっていたため、このメンバーでの単独コンサートはこれが最後。
安倍・辻加護・飯田・矢口・石川らスター選手が立て続けに退いて以降、丸一年をこのメンバーで過ごし、「斜陽である」という周囲の声に負けずに立ち向かってきた10人の吉澤体制の集大成。それぞれの道を歩む娘。の夜明けを思わす10人のシルエットに達成感を覚えるのでした。
『青空の10人』と名付けられ、ブログのレポで「この10人が好きだ」「今が最高だ」という感想を沢山見かけました。今の'14にもし卒業・加入があったら同じ台詞が並ぶ気がしませんか?
『雨の降らない星では愛し合えないだろう』
『プラチナ 9 DISC』『⑩ MY ME』に収録された一曲。ジュンジュンとリンリンが歌う、中国語の歌詞が入る楽曲。それゆえに、全員が揃って歌うことの喜びが感じられます。
2010秋~ライバルサバイバル~ (アンコール2曲目)
後年、歴代で実力No.1とうたわれるようになる「プラチナ期」ではありますが、吉澤体制が「斜陽である」と言われたのに対し、高橋体制は専ら「いつ解散するか」が取り沙汰された更に重苦しい時期でした。
そんな中、家族を「雨」に例えるこの楽曲は愛情を注ぎ合う存在があることの有り難みを語り、メンバー全員はもとよりファンとともに歌うことで、互いの存在の大切さを噛み締めるのでした。'14のパフォーマンスはこの時期に活躍したメンバーから引き継がれたものが土台になっていますが、ファンと支え合う考え方もこの時期に培われたものです。
2009年から歌われ、翌年の亀井絵里・ジュンジュン・リンリンの卒業となるこのコンサートではセレモニーの後の大切な一曲となりました。その様子は当時加入前だった'14メンバーにも強く印象づけられた楽曲であると、先日のニコ生の放送で語られています。(参考: 好きな曲♪|道重さゆみオフィシャルブログ「サユミンランドール」Powered by Ameba )
それぞれの時代の締めくくりには、その舞台にふさわしい合唱曲が用意されてきました。グループとしてやり遂げた完成形を実感できる曲です。これまでの努力を労い明日に希望を持つメンバーたちが一層輝きます。
今回、そんな記念の場で歌うべき楽曲を手に入れたのかもしれません。
時代の締めくくり、ということは。。
『未完成』の完成形
咽頭がんのショックも冷めやらぬタイミングでのツアー開始ということで、つんく♂Pの勇退の危惧ばかりが先行しましたが、本来なら、考えられ得るもう一人の勇退の方が実はずっと可能性は高いのですよね。
楽曲で気になる点がもう一つ。歌い出しです。
もうひとつのシナリオ
もしも、戦い続けた道重さんが主人公だったら。。
わたしはまだね未完成 遠い過去から君を待つ
もしも、「遠い過去」にいるモーニング娘。に入る前の道重さゆみとまもなくモーニング娘。を去る道重さゆみとの邂逅をSF的に描いたものだったとしたら。。
この世で出会えると信じ 君を待つ
スタート地点にいる まったくの未完成である道重さゆみが、まもなく完成品になろうとしている道重さゆみに話しかけるファンタジーを想像してみました。
恋に敗れて山河あり 早くここにくればいい
逃げ出すなんて誰でも できる
寂しくて眠れない そんな日だってあるでしょう
悔しくて泣いたって いいから
「逃げ出す」ことを考えたこともあった。「寂しくて眠れない」ことも「悔しくて泣いた」こともあった。そんな気持ちを振り払ったのは自分自身の強い意思であったけれども、自らの判断で苦しさを解放することもよしとするつんく♂Pから功労者への許しの現れであったとしたら。そして、未完成な道重さゆみの声を未完成な後輩たちが歌唱で演じているのだとしたら。。
歌唱から漂う優しさにも納得できます。歌詞の意味を読み込んで臨むフクちゃんがサプライズの知らせに泣きだしたのも合点がいきます。
遠い未来はわかるのに 明日のことが決められない
優柔不断とは違う Oh my heart
~
風はひとりごと He loves you.
夢はその続き He misses it.
母なる「地球」となったリーダーは、「夢のその続き」を追って、これから走り始める自分自身に再び「出会える」、つまりまた新しいスタートを切る。その瞬間を「決められない」でいる、勇退一歩手前の道重さゆみの心境と重ねる解釈もまた可能なのですよね。
未完成こそモーニング娘。
絶賛が並ぶ中、状況を察したように古参ファンはつぶやきました。
「時空を越え、宇宙こを越え」は第二の「I WISH」になるのか。
— でゅえろう (@dhuerou) 2014, 3月 16
前述の通り、『I WISH』は若く未成熟な少女たちだからこそ成立する楽曲でした。この楽曲の基本設定も、そんな若きモーニング娘。の少女そのものなのですよね。
そもそもモーニング娘。というグループの成り立ち自体、一人前の歌手を目指すという『未完成』であることを基本コンセプトとしています。だから、『未完成』と置くことで、この楽曲の主人公がモーニング娘。であることを最初に宣言しているのかなあと思いました。
ややこしい言い方をしますが、そんな未完成なグループがモーニング娘。であるならば、モーニング娘。らしさを高めるのは、未完成ながらもぶつかりもがきやり切ることだと思うんです。そうしていく内に、自分の役割を知り居場所を確保して互いに結束する。そこに達して、モーニング娘。というグループの一時代を完成と見なす 「『未完成』の完成形」 がやってくると思うんです。
その時を迎える布石となる一曲だと思うのですよね。
■
あれこれ憶測を重ねても、真意の程は分かりませんが、とにかく驚くほどマジな楽曲だなあと思います。このツイートを見て尚更。
今までだったら宇宙を超えてどこかの星でキスしたいとか言い出すところ、最後まで漠然とした世界観を貫いていて、聞き手に考えさせる余地があるのが本当に素晴らしい。さらに療養であったり、勝負の年であったり、さゆの見守る体制であったり新メンバー募集というドラマが重なって涙を誘う。。。
— chiffoncafe (@chiffoncafexx) 2014, 3月 16
最近、「9期が後藤真希の在籍日数を抜いた」 と話題になりました。
颯爽と駆け抜けた後藤真希を追い抜き、やり切った中澤裕子まであと半年。
コンサートの感想が語られるTLから伝わってきたのは、道重体制のモーニング娘。として早くも【大詰め】のような仕上がりを迎えている感じでした。「いやいや、この若いチームでそんなことはなかろう……」と思えども、今の彼女たちが活きてくるであろう盤石のセットリストになっている様子。
急激にメディアの露出が増えました。12期加入のオーディションも発表になりました。2回連続で該当者無しなんてことはちょっと考えられません。そして、それとともに頭をよぎる道重リーダーの卒業、更にはつんく♂Pの体調の不安 …… 様々なファクターが一緒くたになって、道重体制のドラマはいま起承転結の【転】を迎えています。
何らかの形で、今年中にモーニング娘。'14は姿を変えます。だから、今の10人が全員で歌うよう授けられたこの楽曲は、いずれその大切さを噛みしめることになる。そんな気がするのです。
ともあれ、まだ最初の公演で少し湧いた噂のレベルです。また、重要なのは楽曲のテーマではなく、素晴らしいグループに成長した娘。たちが素晴らしい楽曲を歌うこと。それが全てであり、それに相応しい存在になれるのか試される楽曲を授かった。今はまだそれ以上でも以下でもありません。
これから全国を回ってメンバーとファンの記憶に刻まれる旅をしながら、来月シングル曲としてリリースされます。
ただ言えるのは、前述の卒業コンサートと同じように会場全体が「『未完成』の完成形」を見守るにふさわしい歌が授けられるのは、とても幸せなことだと思います。
◆ ◆ ◆
「『ライバルサバイバルって最強のコンサートですね』ってユーザーコメントに、すごく共感しました」
「まあ、最強はこれから作っていくんじゃないですか?」
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- アーティスト: モーニング娘。'14
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