テレ娘。

「テレビで見かけた娘。さんたち」 略して、テレ娘。 テレビ好きの目線から、画面に映った娘。さんたちについて触れます。

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『モーニング娘。'16コンサートツアー秋~MY VISION』節目の象徴のようなもの

 

12月12日、『モーニング娘。'16コンサートツアー秋~MY VISION』の武道館ファイナルをライブビューイングで観てきました。

 

ドラマチックな13期加入、成長を見せた12期、ソロで存在感を示した9期10期11期など、挙げていったらキリが無い、卒業公演でもないのに、フタを開ければ見どころ盛り沢山なコンサートとなりました。

武道館で観た人がいて、全国のシネコンで観た人がいて、BSスカパー!で観た人もいて、終わった瞬間から沢山の目撃者たちが沢山の事を語っています。

 

特に、リーダーの真摯な思いに心打たれたという印象的なツイートが目立ちました。

 

フクちゃんの涙はちょっと驚きでしたが、自分の妄想の中で何かがつながった気がしたので、そのことについて書きます。

 

 

一年前、「水鳥みたいに飛び立とう」と歌っていた13人の白鳥の中で、1人黒鳥に姿を変えて旅立った人がいました。

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あっという間のようで、でも鞘師がいた娘。を振り返ろうとすると、だいぶ前のような気がします。


あれから一年、白い衣装で「そうじゃない」と訴えるMVは、最後にどこかに去っていく様子が特徴的でした。

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コンサートのオープニング映像では、白い世界の中、白基調の衣装で自分たちの VISION を語るメンバー。

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この後、漂う小さな光を追い求めて立ち上がるところからコンサートが始まります。とても世界観が感じられるコンサートです。

 

そんなコンサートの大詰め。アンコールで『セクシーキャットの演説』を披露した後、猫の衣装の3人がコスチュームを取り、気がつけば、11人全員が黒い衣装に変わっていました。

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そして、11人で最後に歌うこととなったオーラス曲は『One・Two・Three』でした。

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これを観て、「あぁ、今日みんなで飛び立つ心づもりだったんだ……」って、自分の勝手な妄想の話なんですけど、とても腑に落ちたんですよね。

 

【参考】

telemusume.hatenablog.com

 

 

そういえば、始まる前のLINE LIVEから、どこか神妙な様子でした。

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※「みんな集中モードに入ってきてるので口数が減るかもしれません」と、小田が静かに状況説明。

13期を紹介する直前、チェルがまくし立てるように話していました。

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※息上がり過ぎじゃない?と笑われる。

 

みんな、終始どこかソワソワとしてた気がする。

 

お披露目された研修生出身の13期は、きっと即戦力ですよね。20周年Yearを迎えるモーニング娘。'17はおそらく大きく変わります。

 

この2人はできる子なのよ!!

リハーサルもぅやったんだけどなんでもできる!
すごいなぁ!!

えりは出来んかった笑

 

/ 武道館。生田衣梨奈|モーニング娘。‘16 Q期オフィシャルブログ Powered by Ameba(2016.12.12更新 ※終演後)

 

そんな中、常に変化していくモーニング娘。にあって、次に進むにあたり、今の11人の最初で最後の大きな舞台をきちんとモノにしたい。

誰かの卒業公演ではないけれど(いや、卒業公演ではないからこそ)、みんな一丸となって意気込んでいたんだと思います。

 

モーニング娘。は常に変わっていくグループだから
卒業加入があって、足踏みしても、躓いても、それでも もがいて上がって、そして何十年たっても芯は変わらない
皆さんに応援してて楽しいって思っていただけるような、そんなグループでありたいなと常に思ってます

 

/ MY VISION☆譜久村聖|モーニング娘。‘16 Q期オフィシャルブログ Powered by Ameba (2016.12.12更新 ※終演後)

 

ちゃんともがいて自分たちの形を作ったのだと胸を張って言いたかった。積み上げてきたものが無駄ではなかったのだと証明したかった。

落ち着いたステージの中に、決意やら思い入れやら色んな気持ちがこもって、表には見せないけれど、鬼気迫る意気込みで臨んでいた気がするんですよね。

 

そして、セットリストを最初に聞いた時はピンと来なかったんですけど、節目の日、今の体制と決別する最後の瞬間、大切にしてきた『Be Alive』『One・Two・Threeでラストをくくるのは大きな意味があったのだと、今になって分かります。

 

譜久村リーダーが涙ぐんで、つられるように石田や工藤が泣いているのもLVの画面で確認できました。涙の本当のところは分かりません。そのうち話してくれるかもしれないし、ないかもしれない。

 

ただ、これまでの経緯を考えたら、あの瞬間、感極まるのも無理はないと思いました。

 

 

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